上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2007
09
27

原油高を妄想する

昨今、原油先物が80ドルを越えて取引されているという話が出ています。
昔、何かのコラムで読んだことがあります。
原油の適正相場は1バレル60ドル前後で、80ドルを越えるのは投機目的であろうというものでした。
このコラムにあるとおり新聞各紙の評論もそういったものになっています。
サブプライム問題から企業業績に左右されないものへの投機がなされているというものです。

ただ、私が思うにそれはドルが強い時期のセオリーのように思われます。

オーストラリアに居たときに、イギリス人の友人が「ポンドは世界最強だぜ」と言っていたことを思い出します。
確かに、対ユーロに関してもポンドは強く、ユーロは現在ドル安ユーロ高で推移しています。
そうしたことから、彼を「金持ちだ」なんてタカっていましたが・・・
ヨーロッパの近況を見るに、インフレ率がEU諸国の過去12ヶ月平均(6月発表)で5%強とかなりの加熱ぶりを見るに世界の資金がユーロに集まっているのが想像できます。

ふと思い返してみると、今までは原油の取引はドル建てで行われてきましたが、昨年あたりからユーロ建ての取引もあります。

ということはですよ。
ユーロで適正な原油価格となると、現在ドル安で推移している為替から考えて、ドルでの相場は必然的にユーロに引っ張られて上がらないといけません。
産油国はドルで売るよりユーロで売ったほうが高いってことになりますから、ドルの魅力が減ります。

最近は、オイルマネーの日本流入なんてテレビでも少しやったりしています。
UAE政府系投資機関がコスモ石油の株式20%取得なんてニュースもありました。
中東の産油国もドル一辺倒の状態ではまずいという判断がなされているように思われます。

別の観点から見てみましょう。
とうもろこしの先物が上がっているとか、小麦が高値とか、米が高値とか、穀物系の市況についてのニュースを見ます。
とうもろこしはバイオエタノールでの需要とか、小麦や米は新興国での需要増とか、昨年のオーストラリアの干ばつ、空前の日本食ブームとかいろいろ言われています。
これらも一因としてありますが、よく考えるとそれだけでもないように思います。
これらも、基本的にアメリカで値付けされると言っても良いです。
農業メジャーといわれる大手がアメリカにありますから、国際市場といえばアメリカの市場と言っても過言ではないです。
ヨーロッパのインフレから考えれば、ヨーロッパ市場の価格に連動して上がるのは、前の理屈と同じと思えます。

うーん。
こうしてみると、結局今ヨーロッパが熱いんですねι(´Д`υ)アツィー

もっとも、日本は参院選から始まった「国会劇場」が楽しくて、テレビじゃ連日そればっかりですけどね。
スポンサーサイト

Comment

  1. ただいま「非公開コメント」も受付中です。
  2. Re: 原油高を妄想する

    2007/09/28(Fri) 15:25cherry [ URL|Mail ]

    ひまわりさんのこういう記事大好きなんです。わかりやすくて勉強になるから。
    米ドルは遅かれ早かれ、紙くず同然とまではいかなくても価値がなくなるといわれて久しいですよね。でもユーロー導入のためにヨーロッパの国民はインフレで生活が相当苦しくなったといわれています。
    でも世界を動かすのは、米ドルではなくこのユーローだってことは間違いなさそうですけど。

Comment Form


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ひまわり1号

Author:ひまわり1号
年齢:35歳
職業:会社員
趣味:ドライブ、サッカー

現在、ブログは迷走中・・・

(´ρ`).。oO(何書くべ)

FC2カウンター

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

フリーエリア

Click for Perth, Western Australia Forecast

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。